ちょっと前に、山野楽器のウインドクルーに行って、試奏をしてきました。
目当てはアルトトロンボーン。
CONN 36Hが吹いてみたくて行ったけどなかった。
最近、野中貿易に年間数本しか入っていないらしく、品薄らしい。
そこで、YAMAHAの新しいYSL-871を吹かせてもらった。
アルトらしい音が出ていると思う。
ちょっとしっかり吹き込むと、防音室の何かと共振してビンビン言うくらい良く鳴ってくれる。
吹奏感がヤマハの楽器っぽくないのも良い。アルトだからそういうものかもしれないが。
悪くないけど、やはりCONN 36Hが気になるな。
36Hは太めで、いわゆるドイツ管のアルトのような音でないかも知れないけど、
アマオケで、2ndに中細テナー、bassにシングルロータリーとかを要求するのは酷なので。
あえて、太めのCONN 36Hで、2nd太管、bassダブルロータリーの通常通りで行けそうだし。
4重奏でも使いやすそうだし。
さらに、B管付きで売値が20万円台前半というのも魅力。(結局値段か。)
もう一つ、最近、気になっていたB&S の Meistersinger MS14というモデル。

ドイツ管に興味はあるが、新品は高くて手が出ないし、納期は1年とかざらだし、中古はなかなか良いものが出ない。
しかし、このB&SのMS14は、実売価格が30万円台後半なので新品でも手に届く範囲だということで、吹かせてもらいました。
仕様は太管、クランツ、ニッケルスライド、ベルは9インチ。
これがなかなか良い。
いわゆるドイツ管ではなく、アメリカ管を意識したドイツ管なのかもしれない。
自分のEdwardsなどのアメリカンより、吹いたことがあるTheinやTrojaの吹奏感に近い。
全音域で均等に鳴るし、F管の抜けも非常に良い。
すぐには買えないが、買っても良いかもと思った。
もっと広い場所で、録音して音を聞いてみたい。